
あなたはいくつ知っていますか?家具選びに役立つ木材の種類7つ
家具に使われる木材には色々な種類がありますよね。
使われている木材の種類によって、家具の雰囲気はガラッと変わります。そこで、今回はいくつか代表的な種類をご紹介します。
こだわるなら木材にも注目!家具選びに知っておきたい7種類は?
ここでは家具に使われる木材の代表種を7つご紹介します。
それぞれの色味や特徴についてご紹介していきますので、あなたにピッタリな木材を選んでくださいね。
とくに世界三大銘木のウォールナット、チーク、マホガニーは高級木材として有名な木材の種類ですのでチェックが欠かせませんよ。
1. ウォールナット
出典:BRUNCH
ウォールナットとは、くるみの木のことです。非常に硬い木材となっており、強度があるのが特徴です。
そのため、木材を加工する際にもきれいに仕上がり、家具にも多く使われています。
また、木目も美しく重厚感があり、どっしりとした高級感を感じることができるので、ウォールナット材の家具は人気があります。
最近では、日本で出回る数が少なくなってきており、ウォールナット材を用いた家具も希少になってきていると言えるでしょう。
濃いブラウン系の色なのでレトロな雰囲気やヴィンテージが好きな方におすすめです。
2. チーク
出典:BRUNCH
古くから高級家具などで使われている木材です。
湿気や水、虫害に強いのが特徴で、豪華客船などにも使用されているほど耐久性に優れた木材となっています。
天然の油分を含んでいることから時代を経ていくごとにゴールデンチークカラーという黄褐色に変化していきます。
チークで作られた家具は色の変化を味わいながら長年楽しんでいただけます。
3. マホガニー
出典:crastina
こちらも古くから宮殿の装飾や大寺院の彫刻、アンティーク家具に使われており、上品な雰囲気が特徴の木材です。
今では天然木の伐採や取引が制限されていることから市場に出回る数も少なく、希少価値の高いものとなっています。
軽量で加工性に優れている特徴も持っているため、繊細なデザイン家具に重宝されている木材です。
4. ラバーウッド
出典:インテリアのはなし
ラバーウッドとは、いわゆるゴムの木です。
天然ゴムの原料となる樹液を採取し、その樹液が出なくなった木がラバーウッドとして家具などに使われます。
木目は穏やかで手触りもなめらか、また軽量で加工性に優れているため、子供向けの家具などに多く使われています。
ラバーウッドは艶やかで木目にも癖がなく、生産量も多いことから低価格で手に入るので人気が高い木材です。
5. オーク
出典:BRUNCH
こちらはブナ科の広葉樹で、日本ではどんぐりの木といえばなじみが深いと思います。
涼しい地域で長い年月をかけて成長するため、重量があり強度が高い木材です。
そのため、耐久性が高く、家具としてだけでなく船や樽などにも使われており、木目の美しさやナチュラルな色合いが特徴です。
その木目は虎の模様に似ていることから虎斑と呼ばれ、その美しく特徴的な模様は時として好き嫌いが分かれてくる部分でもあります。
曲げ木としても有名なので家具にはよく使われています。
6. ブナ(ビーチ)
出典:BRUNCH
こちらも強度があり、弾力性もあるため曲げ木に適した木材となっています。
白くきめ細やかな木目が特徴で、曲げ木とそのなめらかな素材を活かしてチェアなどの家具に多く使われています。
白っぽくナチュラルな色の家具に仕上がるので、どのようなテイストの家具とも色の相性が良いと言えます。
7. パイン
出典:receno
パインは松の木ですが、家具には主にホワイトパイン、イエローパイン、ロッジポールパインと言われる種類が使われています。
比較的安価で加工がしやすくなっているので家具として扱いやすい材質と言えます。
そのため、家具メーカが扱いやすく、デザイン性の豊かな家具が展開できることからユーザーの人気も高くなっています。
カントリー家具の素材としても人気で、DIYの材料として使われることも多くなっています。
年月が経ち、使い込むほど味が出てくるのも特徴の一つです。
木材の種類を知って、お気に入りの家具を手に入れよう
いかがでしたか。
家具に使われる木材には他にもたくさんの種類がありますが、それぞれ特徴があり部屋の雰囲気もグッと変わります。
今回ご紹介したものの他にも色々な種類がありますので、ぜひお気に入りの家具素材を見つけてみてくださいね。
また、家具は配色によっても部屋の雰囲気が大きく変わるので、以下の記事も参考にしてみてくださいね。