ペットがいる家の家具はどう選ぶ?動物も暮らしやすい部屋づくりの方法

毎日の生活に潤いを与えてくれるペット。

可愛い瞳や仕草で心から癒される存在です。

そんなペットと生活する上で気をつけなければならないのが、家具の選び方です。

不慮の事故や怪我を防ぐためにも、できればペットに合った安全な家具を選びたいですよね。

今回はそんなペットのいるご家庭のための家具の選び方とお部屋づくりのコツをご紹介します。

愛するペットを怪我から守る!安全な家具とは

ペットとの生活は楽しいものですが、注意しなければいけないことが増えるのも事実。

実際家の中で思わぬ事故にあって怪我をしてしまうワンちゃん、猫ちゃんも少なくありません。

一緒に暮らすペットは家族同然の存在なので、少しでも毎日を快適に、怪我なく過ごしてほしいですよね。

そんな大切なペットのためにも、家具はしっかりと選んであげましょう!

角の丸い家具

角の丸い家具

出典:楽天

角が尖っている家具は、頭をぶつけてしまったり、夢中になって走っている時に全身でぶつかってしまうととても危険です。

人間でもテーブルやラックなどの角に足をぶつけてしまうと、悶絶するくらい痛いですよね。

犬も同じで、家具の角にぶつかってしまうと最悪の場合大怪我をしてしまうこともあります。

特に小さい子犬は家の中を跳ね回って家具にぶつかりがち。

そんな事故を防ぐためにも、家具を選ぶ時はなるべく角の丸い家具を選びましょう。

特にリビングなどのペットが長い時間過ごす場所は、全て角の丸い家具で統一する方がベターです。

丸い家具で揃えることでソフトな印象のお部屋になりますし、統一感も出ておしゃれな雰囲気になるので一石二鳥ですよ。

背の低い家具

背の低い家具

出典:楽天

背の低い家具はペットが登ったりするので避けたいと思われがちなのですが、実はペットのいる家にこそおすすめしたいのが背の低い家具なんです。

もし飼い主が出かけている時に地震が起きたりしてしまうと、背の高い家具だと最悪の場合ペットの上に倒れてしまうということも想定できます。

反対に背の低い家具は安定感があり倒れにくいので、急な地震がきても比較的安心です。

ただし家具が振動などでずれて移動してしまうのを防ぐために、家具の下にマットを敷くなどの工夫をしてください。

またどうしても背の高い家具を起きたい場合は、必ず耐震マットを敷くなどの対策を練りましょう。

滑りにくい床

滑りにくい床

出典:楽天

リビングルームやダイニングルームがフローリングの家って多いですよね。

フローリングは水をこぼしたりした時にすぐに拭き取れたりして便利なのですが、ペットを飼育するにあたってはマイナス面もあるんです。

フローリングは滑りやすいので、ペットが走り回ると足腰に大きな負担がかかってしまいがち。

特に犬は思いっきり走って股関節を脱臼してしまったり、関節系を痛めてしまいやすいのです。

床には、カーペットやコルクマットを敷いて滑りにくくしてあげましょう。

人もペットも快適に!安心・安全なお部屋づくりのコツ

家具やカーペットを選ぶことはもちろん大切ですが、他にも家の中でペットたちが安心・安全に過ごせるよう工夫できることがたくさんあります。

おすすめのテクニックをいくつかご紹介するので、ぜひ試してみてくださいね。

コツ1.毛足の短いカーペットを選ぶ

コツ1.毛足の短いカーペットを選ぶ

出典:楽天

せっかくカーペットを買ってフローリングを封印しても、そのカーペットが怪我の元になってしまっては意味がありませんよね。

床に敷くものは、毛足が短くて切りっぱなしのものを選ぶのがベストです。

毛足が長すぎたりループ状になっていると、ペットが足や爪を引っ掛けて怪我をしてしまう場合があります。

コツ2.電気コードにはカバーをつける

コツ2.電気コードにはカバーをつける

出典:楽天

どんな家にも電化製品は欠かせないものですが、そんな電化製品のコードを噛んでしまう癖のあるペットもいます。

通電している電気コードをペットが噛んでしまうのはとても危険で、最悪の場合感電して大怪我につながってしまうこともあります。

ペットにコードを噛まないようしつけをするのも大切ですが、万が一のことも考えて、コードは隠してしまいましょう。

電気コード用のケーブルカバーやケーブルチューブなら簡単に対処できるのでおすすめです。

今はDIYでおしゃれなインテリア風のケーブルカバーを作ることもできるので、ペットの安全のためにもぜひ取り入れてくださいね。

コツ3.ペット専用のスペースを作る

コツ3.ペット専用のスペースを作る

普段は家の中を自由に動き回らせているペットでも、飼い主にとって「ペットに入って欲しくないスペース」はあるはず。

特にキッチンで揚げ物をしている時など、ペットがうっかり入ってきてしまうととても危険ですよね。

そんな時キッチンの入り口に柵をつけるのもいいのですが、ペット専用のスペースを作って、命令した時はそこにいるようにしつけると◎。

犬や猫は狭いパーソナルスペースが好きなので、専用のラグマットを敷いてあげたり、お気に入りのぬいぐるみを置いてあげたりして快適なスペースを用意してあげましょう。

自分だけのお気に入りの場所ができれば、不必要に部屋中を歩き回ることもなくなるかもしれませんよ。

インテリアを工夫して、ペットとの生活を楽しもう

今回はペットのいるご家庭のための家具の選び方とお部屋づくりのコツをご紹介しましたが、いかがでしたか?

すでにペットが家族になっている人もこれからペットを迎える人も、今のお部屋がペットにとってどれだけ快適な環境なのかを一度考えてみてくださいね。

すこし工夫するだけで、大切なペットを今よりもっと幸せにしてあげることができるかもしれませんよ。

ペットと飼い主の両方が、安心して暮らすことができる部屋づくりを目指しましょう。